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福島県金山町での現地視察を実施しました

 国際野球支援団体ベースボールブリッジではこのたび、近い将来における新拠点建設を予定している福島県金山町における現地視察を、去る今月18日から21日にかけて実施しました。

 代表の田中と第2副代表兼Web担当の板垣が参加した今回の視察では、まず板垣が18日から前乗りで金山入り。翌日の19日に、大塩地区にある野球場や温泉などを見て回りました。田中は19日夜に金山に到着し、越川地区にある斉藤勇一元町長宅にて板垣と合流。翌20日には、2名で金山町役場への訪問及び現地での空き家物件の見学を行いました。役場の栗城真一氏にご案内いただいた物件は計4か所。その中には、拠点として大いに活用できうる非常に有力かつ魅力的なものもあり、今後建物の賃貸ないしは将来的な購入に向けての所有者との具体的な交渉にも入る予定です。

 今回の訪問は、自分たちが生活してきた都会とは大きく異なる生活環境を肌で感じる非常にいい機会となりました。とはいえ、その全てが必ずしもポジティブなものというわけではありません。現地までのアクセス1つを取っても、田中は会津若松を経由する形で高速バスとJR只見線を使用し、片道約7時間。板垣は原動機付き自転車を使用し片道約12時間と、非常にタフな旅程を強いられました。現地到着後も地区をまたがって徒歩で移動することの困難さや、東北ならではの夜間の厳しい寒さを体感することとなりました。

 また、20日に2人で(板垣は19日から宿泊)利用させていただいた農家民泊「もどき家」さんでは、新潟県境に接するという事故現場からは非常に離れた位置にあってなお、東京電力福島第1原発事故が残した傷跡に今も苦しんでいるという実態を伝えられました(もちろん、金山町でも農作物のモニタリングは厳重に行われていること、また放射線による生活環境の悪化や健康被害などは参加者が目にした限りにおいても、また新聞紙上の報道などにおいても全く見られなかったことをこの場を借りてご報告させていただきます)。福島県の地方紙である福島民報においては、3.11から3年半経った今も原発に関連する話題が大きく取り上げられており、東北では今も厳しい現実との格闘が続いているのだと実感させられました。

 一方で、現地の人々が若い力を喉から手が出るほど欲しがっていることもまた事実です。視察の折は役場の方々はもちろん、空き物件の所有者など現地の人々とも実際に言葉を交わす機会がありましたが、皆一様に「(金山は)とにかく年寄りばかりだから、若い人たちにどんどん来てもらって活性化してもらいたい」と口にされていました。ベースボールブリッジの金山拠点では、活動における重要な柱である「野球マイナー諸国からの選手や指導者の受け入れ」「ベースボールブリッジ・マーベリックス硬式チームの立ち上げと運営」「団体公式グッズの製作」等に取り組んでいく予定ですが、こうした活動を通じて現地での地域おこしに一役買うことができれば、我々としても大きな意義があることは間違いありません。

 我々ベースボールブリッジの活動目的は、もちろん野球の国際的メジャースポーツへの仲間入りを支援することですが、その目的達成のために世界に出ていくうえではまず足元の土台をしっかりと固めなければなりません。その土台を固めるための様々な作業の中には、当然ながら活動拠点を展開する地域との連携強化も含まれます。金山拠点完成の後には、移住者としての立場から地域コミュニティの活性化にも大きく貢献し、現地との良好な関係を構築できるよう鋭意努力していく所存です。

 今後は視察の結果得られた情報をもとに、必要な予算や人員、現地でのメンバーの生活設計、計画の具体的な着手・完了時期などを定めたアクションプランを策定し、月例MTGなどの場でブラッシュアップを図るとともに実行に移していく予定です。この度の訪問で得られた成果を無駄にせず、今後に向けてしっかりと活用できるようにしていきたいと思います。末尾にはなりますが、今回の視察において特にお世話になった金山町役場の皆さん、農家民泊「もどき家」のご主人である坂本利幸氏、田中の19日夜の宿泊をお世話頂いた斉藤勇一元町長とそのご子息である恭範氏をはじめ、ご協力いただいた全ての皆様にこの場を借りて心から御礼申し上げます。これからも、ベースボールブリッジに対する変わらぬご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
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野球があまり盛んではない国々(野球マイナー諸国)への野球用具の送付や啓発イベントの開催、その他様々なプロジェクトの実施を通じて野球競技の国際的普及とメジャースポーツ化を目指すNPO法人です。現在新メンバーを鋭意募集中です。参加希望の方はrecruit@baseball-bridge.orgまで!!

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