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野球イラン代表監督の件続報

 ここ最近、ブログ更新が多忙のために滞ってしまっていました。今回は約1週間ぶりの投稿になります。

 先日このブログでも発進したイラン代表監督の募集についてですが、記事をアップロードした当日から物凄い反響があったようで、メンバー一同喜ぶ半面驚いている次第です。TwitterでのリツイートやFacebookでのシェアなど、非常に多くの方に情報拡散にご協力いただけたことを大変感謝しております。とはいえ、流石にこれほどの広まり方は予想外だったのも事実です。この一件に関しては何としても成果を出さなければならないな、と改めて実感しました。

 さて本件についてですが、皆さんにも拡散に大いにご尽力いただいたおかげで、既に3名の方から「是非やらせてほしい」という声を頂戴しております。まだ正式に人事が決定したわけでは全くないので、このタイミングでお名前を出すことは控えさせていただきますが、いずれも現場での指導や海外でのプロとしてのプレー経験をお持ちの方ばかりで、私たちとしても大変心強く感じている次第です。むしろ、まさかこんなに早く希望者がそれも複数見つかるとは、という気持ちが強いですね。情報を広く拡散していただいたことといい、本当に自分たちは恵まれているなと心から思います。

 しかし、希望者が3名も現れたというのは確かにポジティブな知らせではありますが、最終的に正式に指揮官就任が決まるまでは、吉報をもたらせたとは到底言えません。今はまだ最初の関門を越えたばかりであり、具体的な人選に入るのもこれからの話です。喜ぶべきなのは、監督人事が無事決まり現地で新指揮官が実際に指揮を執るようになってから。しかも、実際のところはそれまでもがまだスタートラインに過ぎないのです。私たちベースボールブリッジにとっては、このプロジェクトのゴールはあくまでも新監督を紹介することですが、イラン球界が目指すべきゴールはそのずっと先の所にあるのですから。

 希望者が現れた今、私たちにとってはここからが本当の勝負です。監督就任希望者とイラン連盟双方のニーズをしっかりと把握したうえで、その間に立って新監督就任のための道筋をしっかりと作ること。三者にとって最高の結果をもたらすことがこれからの私たちのテーマになります。とはいえ、過去10か月にわたって活動してきたとはいえこのようなプロジェクトに挑むのは初めてのことであり、必ずしも楽なものではないと思いますが、自分たちができることをしっかりと確実にやり続け、いずれいい知らせがお届けできるように頑張っていきます。

 ところで本件については、ネット上で「英語が話せる人材が希望なのであれば、何故敢えて日本人を監督に据えようと思ったのか」という声をしばしば目にしました。そこでせっかくですのでこの場を借りて、イラン側に代わって簡単に理由をご説明したいと思います。単刀直入に言うと、それは日本球界こそがイラン球界にとっての目標であり憧れの対象であるからです。

 日本とイランはそれぞれアジア地域における東端と西端に位置するとはいえ、言うまでもなく同じアジアに属する国です。野球をプレーし続けるには決して楽な環境ではない中で、ハードな中でも1つ1つ壁を乗り越えようとしているイランの野球選手たちにとって、MLBに次いで世界で2番目のプロ野球リーグを持つアジア球界の盟主で、WBCでも2度優勝を果たしている日本はまさに目標とすべき憧れの存在なのです。「自分たちと同じアジア人が、自分たちと同じ競技で世界と渡り合っている」ということで、米大陸の国々以上に親近感を抱いているということもあるでしょう。

 もちろん、日本とイランのハーフであるダルビッシュ有投手(レンジャース)の存在も、イラン側にとって日本球界を身近なものとする非常に大きな要因です。現在は日本国籍しか有していないとはいえ、自分たちと同じペルシャの血を引いているダルビッシュ投手の活躍は、決して多くはないイラン人プレーヤーたちにとっては大きなモチベーションであり、心の拠り所でもあるそうです。「いつかはダルビッシュを生んだ日本をも野球で超えたい。だからこそ、そのためにはまず日本人の指導者を呼ぶ」。それが、今回の日本人指揮官の募集に至った理由の1つです。

 無論、現実的にはアメリカ人監督の招聘は昨今の政治状況を考えるとほぼ不可能であり、そのために比較的呼び寄せやすい(ビザの取得が容易であるという点で)日本人に白羽の矢が立てられたということもあるでしょう。ただ、彼らの考えはそうした短期的な視野だけに基づいたものではないようです。これはまだあくまでもオフィシャルではない個人的なプランにすぎませんが、私たちベースボールブリッジ設立のきっかけとなった元イラン代表のアミール・カーリグ・サケット投手は、将来的に母国に野球アカデミーを設立し西アジア球界の育成拠点とするという構想を持っているそうです。そこに呼ぶ指導者はアメリカ人でもキューバ人でもなく、日本人にしたいと常々語っていました。それほど、イラン球界の「日本ブランド」に対する信頼は根強いようです。

 どちらにせよ、ベースボールブリッジができることは彼らのために精一杯できることをやることのみ。協力することになったからには、吉報をもたらせるよう最善を尽くしたいと思います。それが、この指揮官募集の件を広めてくださった全ての皆さんへの恩返しでもあるはずです。まだ始まって1週間のプロジェクトですが、成功というゴールを目指して最後まで走りぬきたいと思います。これからも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
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野球があまり盛んではない国々(野球マイナー諸国)への野球用具の送付や啓発イベントの開催、その他様々なプロジェクトの実施を通じて野球競技の国際的普及とメジャースポーツ化を目指すNPO法人です。現在新メンバーを鋭意募集中です。参加希望の方はrecruit@baseball-bridge.orgまで!!

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